所有車両

東大航空部を支える車輌たちを紹介します。

NISSAN ELGRAND(エルグランド)

ELGRAND 定員 8名
4速オートマチック
ガソリンエンジン 3274cc
最大積載量 -
車両重量 2050kg
長さ474 幅177 高さ194[cm]
初度登録 平成9年7月
普通・乗用(自家用)
型式 E-ALWE50
エンジン型式 VG33

2014年8月、キャラバンの引退に伴い導入された。

ボタンを押してもカーナビが開かない、導入直後は使えたCDプレイヤーが妻沼に来た途端に調子が悪くなる、など少し不具合もあるが、乗り心地は快適で加速もよい。

機材車として使っている以上、この車もいずれ草や泥で汚れていくだろうが、できるだけ汚さないよう大切に使っていきたい。

NISSAN Vanette(バネット)

Vanette 定員 3名
5速マニュアル
ガソリンエンジン 1789cc
最大積載量 750kg
車両重量 1250kg
長さ428 幅163 高さ185 [センチ]
初度登録 平成11年7月
小型・貨物(自家用)
型式 GC-SK82VN
エンジン型式 F8

キャラバン、ホーミー引退と共にノアと同時に入ってきた。

将来は自家用車の殆どが電気自動車に取って代わられガソリンエンジン車は消えてゆくであろう現代の車事情においてもなおFRのノンターボかつMTという走り屋の魂をゆさぶる、東大航空部を代表する機材車。キャラバンはATなのでMT車の利用を前提とする航空部においては車の養成はこの車が中心となる。

普段の合宿ではキャラバンには積み込めない大型機材の運搬に一役買っているが、乗れる人員がドライバーを含め3人までであることとキャラバンに比べると乗り心地が劣ることから、整備・大会など車1台で行くときには駒場の格納庫前でお留守番をしていることが多い。

COBRA ASW24トレーラー(ハウトレ)

トレーラー ASW24専用
長さ890 幅178 高さ197 [センチ]

東大が誇る高性能機ASW24を保管・運搬するためのトレーラー。 普段は駒場の格納庫横に置かれ、合宿でASW24を飛ばすときは、キャラバンの後ろに連結されて妻沼へ運ばれる。 これを牽引してキャラバンを運転するのはかなりの技術が必要。

〜〜以下は、かつて活躍していた車たちです。〜〜

NISSAN CARAVAN(キャラバン)

CARAVAN 定員 3(6)名
4速オートマチック
ガソリンエンジン 1986cc
最大積載量 1200[950]
車両重量 1720kg
長さ469 幅169 高さ199 [センチ]
初度登録 平成14年2月
小型・貨物(自家用)
型式 GE-VPE25
エンジン型式 KA20

2011年2月の雪の降りしきる中、ノアの引退に伴いやってきた。

キャラバン特有の1速の長さや圧倒的な燃費の悪さ(5km/l)という欠点があるものの、快適性や運転の容易さが部員からの人気を呼んでいる。最大6人まで乗せることができるので大人数で外出するときなどにも活躍している。

導入当初は運転席のドアの鍵を回せば全部のドアの鍵が開閉していた気がするが、最近では鍵を開閉するときには一つ一つ鍵を回していかないといけない。おかしいなぁ。キャラバンもそんな航空部の酷使にも最近慣れてきているような気がする。

TOYOTA NOAH(ノア)

NOAH 定員 8名
4速オートマチック
ガソリンエンジン 1986cc
最大積載量 ----
車両重量 1480kg
長さ456 幅169 高さ185 [センチ]
初度登録 平成15年11月
小型・乗用(自家用)
型式 TA-AZR60G
エンジン型式 1AZ

平成21年に当時の部員の実家より払い下げられた。

元自家用車のために機材車なのにオートマで乗用車。また、内装・外装ともにきれいで、それまでの機材車の道を走っていたら笑われるようなイメージを一新した。むしろ妻沼で使うのがもったいなくなるほど。乗り心地は快適で、長時間の陸送でも疲労が少ない。駒場においては終電を逃した部員の宿泊にも使われる。

ただし、FFでホイールベースが長いために小回りが効かず、視界も狭いために運転はやや難しい。機材は多くは積めないが、近年増えてきた部員の輸送に重宝されている。また、ヒッチを取り付けられ、ハウトレの牽引にも活躍している。

NISSAN HOMY(ホーミー)

HOMY 定員 6名
5速マニュアル
ガソリンエンジン 2000cc
最大積載量 1000kg
車両重量 1610kg
長さ442 幅169 高さ195 [センチ]
初度登録 平成5年4月
小型・貨物(自家用)
型式 T-VTE24
エンジン型式 NA20

平成12年に中古で導入されて以来、主力機材車として、数多くの機材を積んで活躍している。 多くの部員が教習所を卒業して初めて運転する車であり、 東大航空部員はこの車で運転のイロハを学ぶと言っても過言ではない。 そのせいか、車体やバンパーにはいくつかのキズが残るものの、合宿のたびに初心者マークをつけて元気に走っている。 乗り心地は今ひとつで、陸送のときにはお尻が痛くなったりすることも。

妻沼には同型車がたくさんいるが、正面に貼られた丸いシールと、 リアウインドゥ上部のステッカー、そして沼津ナンバーが目印。

NISSAN CARAVAN(キャラバン)

CARAVAN 定員 6名
5速マニュアル
ガソリンエンジン 2000cc
最大積載量 1000kg
車両重量 1440kg
長さ469 幅169 高さ195 [センチ]
初度登録 平成6年6月
小型・貨物(自家用)
型式 Z-VTGE24
エンジン型式 NA20

平成16年春、OBの方から譲っていただいた新鋭機材車。 ホーミーよりも少し車長が長いので、主に上級生が運転する。 荷台にはベッドがあり、ここに布団を敷くとかなり快適に眠ることができる。

乗り心地が良く、エアコンもよく効く上に、ホーミーと違って機材やグリスのにおいがしないので、 陸送のときは人気が高い。車長が長いぶん、机や吹流しのような大きな機材を積むのに適している。 一見、どこのメーカーの車なのか分からないのがポイント。フォグランプが付いていて少し印象が違う。

DAIHATSU HIJET(ハイゼット)

ハイゼット 定員 4名
5速マニュアル
ガソリンエンジン 660cc
最大積載量 350kg
車両重量 740kg
長さ329 幅139 高さ187 [センチ]
初度登録 平成5年6月
軽四輪・貨物(自家用)
型式 V-S82V
エンジン型式 EF

平成16年春まで、副機材車として活躍していた軽四の機材車。 “ゼット”(トにアクセントを置く)の愛称で親しまれた。 赤・白・黒の3色に塗り分けられた小柄なボディーが愛らしく、 妻沼のランウェイを疾走する姿には、他大の人からも「かわいい」との声が寄せられた。 もとは街の電器屋さんで働いていて、正面には某家電メーカーの名前がうっすらと残っていた。

軽自動車だけに小回りが利く反面、半クラッチの範囲が狭い、ハンドルがパワステでないなど、運転はなかなか難しかった。 妻沼の共有機材車として第4の人生を送るかと思われたが、14年15万キロを走り続けた足回りの劣化のため平成19年春に廃車された。長い間おつかれさまでした。

ISUZU FORWARD(トラック)

トラック 定員 2名
6速マニュアル
ディーゼルエンジン 6490cc
最大積載量 2350kg
車体の大きさ 長さ1180 幅248 高さ375 [センチ]
荷台の内寸 長さ960 幅235 高さ250 [センチ]
初度登録 平成2年4月
普通・貨物(自家用)

全長10メートルを超えながら普通免許で運転できた不思議なトラック。機体(ASK21とJr)を合宿や大会のたびに駒場と滑空場との間で陸送していた時代に活躍していた。運転にはきわめて高いスキルが求められ、機材車を手足のように乗りこなして初めてトラックのハンドルを握ることが許された。平成12年1月に中古で導入され、妻沼へ氏家へ関宿へと走り回ったが、ディーゼル規制のため平成15年に惜しまれながら引退。

東大92式ウインチ

東大ウインチ

平成4年(1992年)、学生の設計により誕生したグライダー曳航用の自走式ウインチ。トラックのエンジンを用いながらもオートマチック制御で、操作の容易さと強力なパワーで一世を風靡した。また、当時の学生航空界では画期的な2連ウインチ(ドラムが2つ)で訓練効率の向上を図った。平成13年まで活躍していたが、老朽化などの事情により平成16年に解体、廃棄された。台車はいすゞ「フォワード」。